Vol.7上映作品

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上映作品決定

9月16日(土)
1部 開場11時 開演11時30分
   「沈黙の自叙伝」
2部 開場14時55分 開演15時25分
   「海を駆ける」
9月17日(日)
1部 開場11時 開演11時30分
   「珈琲哲学〜恋と人生の味わい方〜」
2部 開場14時50分 開演 15時20分
   「偶然と想像」

沈黙の自叙伝

マクバル・ムバラク監督作品

作品紹介(あらすじ)
青年ラキブは父は刑務所に、兄は海外に出稼ぎに出ている。
彼はインドネシアの田舎町で何世紀も一族に仕えてきた退役
した将軍プルナが所有する空き屋敷でたった一人の使用人として働くことになる。プルナはラキブ対して立場を超えたように親身に接し、父親が割の存在となった。ラキブ自身もプルナのアシスタントとして仕事と生活の中で天職を見出す。長編第一作となるインドネシアの新鋭マクバル・ムバラクが暴力と欺瞞に満ちたインドネシアの近現代を寓話的に描き、ヴェネチア映画祭国際映画批評運動家連盟賞、東京フィルメックス最優秀賞を受賞した衝撃の作品。 115分

第79回ヴェネチア国際映画祭国際批評家連盟賞受賞作品
第23回東京フィルメックスコンペティション部門最優秀作品賞受賞作品

 
 

海を駆ける

深田晃司監督作品

作品紹介(あらすじ)
日本からアチェに移住し、NPO法人で災害復興の仕事をしながら大学生の息子タカシと暮らす貴子。彼女がタカシの同級生クリスとその幼なじみでジャーナリスト志望のイルマの取材を受けているとき、海岸で身元不明の日本人らしき男性が発見されたとの連絡が入る。男のもとへと向かった貴子は、記憶喪失らしい男をひとまず家で預かり、ラウと名付ける。それは、海を意味する言葉だった。そして、いつも静かに微笑んでいるだけのラウの周りで、不可思議な現象が起こり始める。2016年に公開の『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭「ある視点」で審査員賞を獲った深田晃司監督による、インドネシアのスマトラ島でオールロケを敢行したオリジナル脚本によるファンタジー映画。107分

 
 

珈琲哲学~恋と人生の味わい方~

アンガ・ドウィマス・サソンコ監督作品

カフェ、フィロソフィ・コピ(珈琲哲学)。店の経営者ジョディは借金に頭を悩ませ、バリスタのベンは質の高いコーヒーを提供することに余念がない。ふたりは親友だが、理想と現実の間で対立もする。ある日、店の評判を聞き付けた実業家から「完璧なコーヒー」を作れば1億ルピーの賞金を出すとの申し出を受ける。コーヒー批評家のエルも交え、3人は店の存亡をかけて完璧なコーヒーを追求する。それは自身の生い立ちや家族を見つめ直すきっかけでもあった…。バリ、スマトラなど名高いコーヒーの産地を有するインドネシアならではの物語。118分

 
 

偶然と想像

濱口竜介監督作品

作品紹介(あらすじ)
濱口竜介監督初の短編オムニバス。
日常生活の中に潜む、さまざまな「偶然」。それはときに確かな重みを持ち、人の人生を大きく揺り動かす。そんな偶然によって自身と向き合うことになった者たちが、過去や運命に翻弄され、葛藤し、大きな変化に直面する。出演は連続テレビ小説『エール』が話題を生んだ古川琴音のほか、中島歩、森郁月、甲斐翔真らフレッシュな顔ぶれに、濱口監督作品の「天国はまだ遠い」に出演した玄理、「PASSION」の渋川清彦、占部房子、河井青葉ら個性派が揃った。121分

第71回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査委員グランプリ)受賞作品。
第22回東京フィルメックスオープニング作品 観客賞受賞作品。